もう1年も前になるでしょうか。
2Fのアトリエで『ピット・ミニ綿毛布』を作っている最中に出くわしました。
ミニ毛布はクーハンでも使えるようにと小さく作られた綿毛布なのですが、
赤ちゃんてこんなに小さかったけ?と驚きつつも毛布のサイズ感にキュン。
その時に思い浮かんだのが、我が家の小さなお母さんのこと。
日々、いや一瞬一瞬、喜怒哀楽いろんな気持ちが体中から溢れている、
自分に正直に、正に『今』を一生懸命生きている3歳の娘(間もなく4歳)。
何でも自分でしたいけど、やってももらいたい、自分でもどうしたいのかわからない。
俗にいう”イヤイヤ期”から、日々少しずつ少しずつイロイロなことができるようになってきた娘は、
自分よりも小さな子(ぬいぐるみたち)のお世話で大忙し。
そんな娘に、さらに小さな毛布を作ってほしいとお願いしました。
そして出来上がったのが、小花柄のローン生地に同色の無地でパインピングを施した小さな小さな綿毛布。
やさしくあたたかい肌触りは小さくなってもそのまま。
UFオリジナルのベビー綿毛布がそのまま小さくなった、なんとも贅沢な毛布の出来上がりです。
娘はどんな反応をするかな?とこそっとお部屋に置いておいたのですが、
見つけた途端、嬉しそうにぬいぐるみたちにかけてあげていました。
娘自身も赤ちゃんの頃から綿毛布を使っていることもあり、何も言わずともお布団だとわかったみたいです。
お布団としてだけでなく、おくるみのようにぬいぐるみをくるんで抱っこしたり、
時にはぬいぐるみのマントになり、と日々大活躍。
綿毛布の特長の1つでもある、洗濯機で気軽に洗濯できるのもいいところ。
家中のぬいぐるみを寝かしつけるものだから、
毛布からぬいぐるみがはみ出しているのもなんとも愛おしい風景です。
いつも一緒に働いている信頼するスタッフが作ってくれたというのもまた嬉しくて、親の私も愛着がわいています。
抱っこしたり、ご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり、トントンと寝かしつけたりと、
忙しい小さなお母さんのおもちゃ箱に、なくてはならない1枚になりました。