最近接客で感じることは、値段より快適に寝たいと相談される若い女性の方が増えてきたこと。
もちろん、私自身も同感です。
一日のうち一番長くお世話になるモノは、寝具と靴ではないでしょうか。
両方とも、全体重を預けて自分に合っているのか実感しやすいモノですね。
歩きやすい靴を選ぶのと同じように、快適に過ごせる寝具を求める事は当然のことだと思います。
お値段以上・スペック(品質)ばかり気にするより、自分の好みに合った寝方やクセを大事にすることを私は提案したいです。
最近オススメしているスタイルは、「重ね着スタイル」。
通年使える春秋布団(合掛布団)を中心に、寒くなったらプラスしていくスタイルです。
暑がりの方はそのまま使って、これだけだと寒いな…と感じたら毛布をプラス。羽毛布団ほどのボリュームが欲しい方は、夏布団(肌布団)をプラス。
ご自身が快適だと感じる暖かさや重さで調整してもらいます。
日本には季節があるので四季に合わせた対応が必要になります。
従来のパンパンに詰まった羽毛布団だと使える時期も短く、コストパフォーマンスも正直喜ばしい金額ではないです。羽毛布団と肌掛布団の真中、いい所取りをした合掛布団だと長いシーズン使えて、収納スペースを考えなくてもいいのです。
また、接客していて気になることがカバーを掛けずに使っている方が時々いらっしゃること。
毎日使うものだからカバーを掛けて使って欲しいです。
面倒だけどお布団を長持ちさせるため自分が気持ちよく眠る為に必要不可欠です。
肌に一番近い素材になるので、お気に入りの素材で身体を包み込んであげて下さい。
接客しながら考えていると、自分のお気に入りに整えて眠る事が安眠の秘訣ではないでしょうか。